XML Documentation for AEM の Web エディターでの特殊文字の入力について

XML Documentation for AEM の Web エディターは、AEM上に、DITAコンテンツを編集するエディターです。このエディターの特殊文字入力機能では、特殊文字の正式名称、16進コードなどを確認しながら、入力できる便利な機能です。

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特殊文字入力機能で入力する文字の「名前」などは、予めJSON形式ファイルで定義されています。AEM上、JSONファイルのパスは下記です:

/apps/fmdita/xmleditor/symbols.json

今回は、JSONファイルに、四つの矢印( ⇦ 、 ⇧ 、 ⇨ 、 ⇩ )を追加し、 Web エディターの特殊文字入力機能で入力できるようにします。

        {
          "name": "⇦",
          "title": "Leftwards White Arrow"
        },
        {
          "name": "⇧",
          "title": "Upwards White Arrow"
        },
        {
          "name": "⇨",
          "title": "Rightwards White Arrow"
        },
        {
          "name": "⇩",
          "title": "Downwards White Arrow"
        }

ここで入力した項目は、

  • "name":特殊文字その物です、Web エディターの特殊文字入力で表示される「16進コード」項目の内容は、ここで設定する特殊文字の16進コードを表示します。
  • "title":特殊文字の名称、 Web エディターの特殊文字入力で表示される「名前」項目の内容です。

特殊文字の正式名称をAEMのi18nに登録することを忘れずに、特殊文字の正式名称は、サイトUnicode - Compartで調べます。

JSONフィアルを保存したら、Web エディターの特殊文字入力で、上記四つの矢印を入力することができます。

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